ごあいさつ
 

 


 デザイナーとして仕事をしつつも、私が心底生き甲斐を感じる仕事とはなんだろう、と2年ほど思い悩んだ時期がありました。人に喜ばれ、感謝された時。私の言葉で疲れた顔をが笑顔になる瞬間。ひとつひとつ、自分も喜べる瞬間を確認していくうちに、サービス業かもしれない、と思いました。でも、なんの?
 
 「キャットシッター」は知ってはいたものの、ただ猫が好きなだけの私にそれを仕事にする資格は無いと思っていました。しかしその後、新入り猫ブーと出会い、新しい人との出会いがありました。そして初めて猫を好きになった人の純粋な猫への探求心に感動し、同時に自分の猫への無知に気付きました。それを機に改めてもっと猫を知りたいと思ううち、出会ったのが南里さんや今の先輩の本でした。

 猫や猫と暮らす人に学び、その方達のお手伝いをする仕事。ありがとうと言い、ありがとうと言われる仕事。私にはこれしかない!と感じました。けれど依然として、自分にその仕事をする資格があるのだろうかと不安もありました。「南里さんの眼力はきっとそんな人間を見分けるに違いない!」とまだ見ぬ師匠を信じ、キャットシッターなんりの門を叩きました。

 以来、さまざまな猫さんやご家族の方から多くを学びつつ、本部での修業を続けることができました。そしてこの度、私が生まれ育ち、ホッと慣れ親しんだ地元で『キャットシッターまんまる』を開業させていただくこととなりました。

 それぞれの猫さんのそれぞれの快適をサポートできるよう、そしてご家族の方がお出かけから帰宅するまで安心・笑顔で過ごせるように。『キャットシッターまんまる』がお手伝いさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。

2005年9月吉日 伊藤優子

 
 
 

 

 
 
ごあいさつ
 

 

来た!来た!

「西葛西あたりにスタッフが欲しいねぇ」と言っていたら、「はい!」と伊藤ちゃんがやってきた。
「事務所にデザイナーがいるといいなぁ」と言っていたら、伊藤ちゃんはデザイナーだった。
「美味しいケーキが食べたいなぁ」と思っていたら、「ここのケーキ、美味しいんですよぉ」と伊藤ちゃんがケーキを差し入れてくれた。
ちょっと額に皺を寄せながら、伊藤ちゃんがマックの前でカーソルをカチャカチャ動かしている、いつもの事務所風景。 やがて、
「これから夕方のシッティングに行ってきます!」
おやつのバナナをムググと頬張り、スニーカーをつっかけて、飛び出して行く。
「いってらっしゃーい!」
事務所に残っているみんなで送りだす。
10月からは伊藤ちゃんはひとりで動き出す。
キャットシッターは孤独な仕事だ。
だから、事務所が懐かしくなったら、いつでも遊びにおいで。
皆様、「おっちょこーず」(CSなんりの水泳部)のメンバー伊藤優子をなにとぞよろしくお願いします。

2005年9月吉日 南里秀子

 
 
 


 

開業に際し、友人からも推薦文をいただきました。 

ファン代表、より

儚く脆い、奇跡のような、かけがいのない小さな家族をどうして他人に託せるでしょう?
僕には出来ない、と思っていました。

でも、安心して下さい。優子さんは誰よりもあなたの小さな家族の事を知っています。
私たちのわがままな事情や不完全な知識を全て彼女の経験と愛情が補ってくれます。
そして、いつまでもあなたの小さな家族と共にある生活を心おきなく謳歌してください。

モイモイとの運命的な出会いの後、プロのキャットシッターになった優子さんと再会しました。

岡田勉キュレーター:アートの専門家

 
 

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